生存本能

生き物って死なないように自動的に守ってくれているんだよね。
たとえ、自分の体を酷使したとしても。
たとえ、嫌なことがあって、自分がいなくなってもいいと思っても。

かさぶたとか、回復力とか。
トラウマとか、感情とかで。

そんな自分の体のことを労ってあげなきゃ。

体が壊れるのは、心が壊れるのは、自分のせいらしい。
僕が僕の小さな変化に気づかないからなんだ。

誰かが守ってくれるんじゃない。
自分で守っているんだ。

そこから、僕らはまっすぐな道に進む。

自分のことは自分の問題。
どんなことを指示されたとしても、指示した人の問題ではなく、自分の問題。他の人は自分のことではないから関係ない。
でも、その問題を成し遂げると、結局他の人にも戻るんだけどね。

だからこそ、まっすぐ生きているのだ。

※この作品はフィクションです。実在の人物、団体とは関係ありません。

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