ずっと思っていた。何をしても上手くいかない。 私のことを誰も見てくれていない。 誰かのためにやったこと、自分を犠牲にしてまでやったことが評価してくれない。 1つの悪い影響がすぐに広がるこんな小さな世界で生きていくために、 自分が輝いて周りの人を巻き込んで幸せになる大きな未来を創ろうとしても、 理想が高すぎて、世界を動かしている人はきっと分かっていないだろう。

それは、きっと自分が、本当にやりたかったことではないからかもしれない。 自分では本気にやっていても何かが違う。

昔からずっとやってみたかったこと、ずっと夢だったこと。 少しやってみては没頭して続くことはないが、ふとした時にやっていて、 夢に見ていた頃からずっとなんやかんや今まで続いていること。

目を閉じて思う。

夢だったことを本気でやってみたいと。

今あるものを全て失ったとしても、 その先にある新しい未来に向かって進んでいく。 今の自分には失うものなんてないのだから。

物語はこれからだ。

※この作品はフィクションです。実在の人物、団体とは関係ありません。

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